カリフォルニアのメロコア新星、待望の2nd。
メロコアファン感涙だった傑作1stに比べると、メタル指数が大幅にアップ。
多彩なギターリフや手数足数の多いドラムが印象的で、
もともと演奏技術が高かったがさらに向上したようだ。
また凝ったアレンジで楽曲に深みや意外性を持たせるようになった。
音質はかなりクリアでタイトになり、シャキシャキ歯切れのいいサウンドに。
持ち味のメロディーセンスやアクセントのレゲエナンバーは変わらず健在。
ただ、今回盛り込まれた新要素は、少し全体として消化不良なのは否めない。
あれもこれもやりたい事を詰め込みすぎたために、お互いが食い合ってしまって
いいところを打ち消し合う場面がそこかしこに見られる。
凝ったアレンジもメロディーの邪魔になったり、とっつきにくい印象を持たせてしまう結果に。
取捨選択を行い聞かせどころを整理した方が、より本来のメロディーの良さが引き立ち
もっとすんなり耳に入ってくるようになるだろう。
結果としては少々散漫になってしまったが、意欲的なチャレンジは評価したい。
前作の素晴らしさがあるためハードルが高くなってしまったが、
本作も変わらぬ高いクオリティーを誇る秀作だとは思う。
今後のさらなる飛躍に期待を込めて星4つ。