HTML5をもっと知りたい人向けの本だと思います。
この本が紹介しているHTML5の技術はある程度絞り込んで説明しているので、
以前発売された「
HTML5&API入門」よりも詳しく説明されています。
■紹介されている技術
・Canvas(ビットマップ描画)
・SVG(ベクター描画)
・Video&Audio(ビデオ再生&音楽再生)
・Drag&Drop(ドラッグ&ドロップ)
・Offline Events(オフラインイベント)
・WebSocket(HTTPベース双方向通信)
・WebWorkers(JavaScriptバックグラウンド処理)
・Geolocation(位置情報取得)
■Webアプリケーション作成としてのHTML5の解説
この本はウェブサイトを作るためのHTML5の解説というよりも、
Webアプリケーション作成を想定して書いてある本だと思います。
私が内容読んでいくと、
以前発売された「
HTML5&API入門」という本はどちらかというとウェブサイト制作に使う<section>や<article>などの構文を説明しつつAPIのさわりを解説している本でしたが、
この「Google API Expertが解説するHTML5ガイドブック」はAPIに特化した内容、応用した使い方が解説されていました。
この点からWebアプリケーション作成を想定して書いてある本だと思います。
■答えが”ちょっと”見つかった。
よく会社の同僚や上司から「HTML5といままでのHTML4の違って何?」と聞かれますが答えられませんでした。
しかし、この本の第1章には「HTML4との違い」というものがある程度書かれていて「あぁ〜そういう事か」と大体理解できました。
ちょっとしたコラムでもこういうのを載せてくれているのは有難い事です。
■付録がさりげなくありがたい
付録として最後の方に「各ブラウザのCanvas/Video対応表」というのが細かく載っているので、自分で試して調べる手間がはぶけます。
■サンプルのダウンロード
HTML5の全体の仕様がまだ確定してないのと、
各ブラウザでの実装状況がバラバラなので全ての技術が平等に使えるわけではありませんが、
大体は動作しますのでサンプルプログラムをダウンロードして、
実際にテストしてみると楽しいし、本の価値がさらに上がると思います。
http://www.impressjapan.jp/support/aftercare/2927