Googleを用いて、インターネットをコーパスと見立てて使う(web as corpus)という方法を解説した書籍。既に2003年に安藤進さんが『翻訳に役立つGoogle活用テクニック』で紹介している内容と完全にだぶっている。安藤さんの書籍の方が、英語に慣れている人に取っては解説が簡潔で良い。安藤さんは2003年以降にGoogleのワイルドカード検索が変化したのに伴い、2007年に『ちょっと検索! 翻訳に役立つ Google表現検索テクニック』を出版している。安藤さんの書籍は、英文作成のみならず、英文和訳、および英語の理解にも役立つ。たとえば、イメージ検索を用いてのorange wallという場合のorangeとはどんな色なのかとか。
既に安藤さんの書籍を読んでいる人や、ネット上で同じような内容の書かれてあるサイトを見た人にとっては、全く目新しいことはない。安藤さんの書籍との違いは、色刷りであることと、説明が丁寧すぎること、英語を日本語にするということについては情報が乏しいことなどである。
私個人としては、安藤さんの『ちょっと検索! 翻訳に役立つ Google表現検索テクニック』の方が、英語に慣れた人にとってはお勧めである。