グーグルのような従来の既成概念を超える発想方法
を教えてくれる本、かと思ったが、全く違った。
グーグルに関するものは冒頭の10ページばかり。
YouTubeやアマゾンと一緒にして、著作権に関して解説をしている程度。
残り350ページは、経済新聞の記者らしく、原発事故や日航破綻処理、
選挙に置ける1票の格差問題などを、丹念に取材し、事実を年表にまとめるなど
を行って、その問題点を指摘する政治的/法律的な堅い内容の本。
基本的には、日本の経済的な閉塞感を打ち破るために、規制を緩和し、
腐敗し機能不全に陥っている権力(検察など)を叩き直すことを主張
しているといって良いだろう。
それにしても「グーグルの脳みそ」というタイトルは、商魂たくましいかぎりだが、
内容と全くかけ離れている。内容が良いだけに残念だ。