このアルバムはとにかくリフのキレが素晴らしい。もともとリフメイキングには定評があったと思いますが、
前作あたりから影響されてきたモダンヘヴィネス系の音をうまく消化し、新しいスレイヤーのスタイルが
確立されました。さらにポール・ボスタフの、驚異的な手数と疾走感溢れるドラミングが、サウンドの魅力を
より引き出しています(デイヴのドラミングと聴き比べるのも面白いです)。ギターのミキシングは非常に
ソリッドで、それであのカッティングが飛び出すわけですから、いろいろと体中にキます(汗)。
リフはより重く、音はよりダークになり、アラヤ氏の怒号も迫力を増しています(ご本人は歌メロには満足しなかったようですが...)。
軸は一切ブレることなく、確実に進化してきたスレイヤーの姿がここにはあります。