ルーサーのアルバムで一番を決めるのは難しい。そう考えると至玉の名曲揃いのベスト辺りに落ち着くのだけれど・・・。彼のキャリアにおいて欠かせない位置づけと、陽の部分を多分に含んだ色彩多いサウンド。そして、メロディ。決して無視できないアルバムということで、このアルバムをピックアップ。
本作はルーサー・ソロの5作目で英国ポップ・チャートでもロングセラーになった、初期から中期に掛けての橋渡し的、作品ではないでしょうか。4作目がまずまずのセールスと評判を獲て、白人マーケットへの色気は感じますが、意欲的でありますね。生楽器と打ち込みサウンドの中間で浮遊するシンセがキラキラ輝き、初期からの踏襲でコシのあるマーカス・ミラーのベースが曲を支えます。
なにより、しっかりとした主張をする曲達。タイトル曲に「恋ほど素敵なものはない」、カバーの「エニワン・フー・ハド・ア・ハート」、「アイ・リアリー・ディドゥント・ミーン・イット」もイイですね。
極めつけはなんと云っても、「ソー・アメイジング」。ルーサー・ヴァンドロスの数多い名曲の中でも最高だー。このテのスローの完成形がこの曲では?。そして、よくヴォーカルにマッチしてるんだなぁ。おしとやかなアレンジも声を邪魔せずに赴き深いンです。最高。