レオン・ラッセルのシェルター・レーベル移籍初のアルバム。プロデュースは当然レオンとドン・ニックスで、バックも”ダック”ダンやドン・プレストンなどのスワンプファミリーで固められている。そしてドン・ニックスの作品が4曲も占めているせいかやたらゴスペル臭いのも特徴で、ただのブルース・アルバムではない懐深い作品になっている。しかしその分ストレートなブルースが好きな人には賛否両論なのではないだろうか(私はこっちのほうが好き)。ただし例のいやらしいギターは健在だ。一般に言う”スリー・キング”の中でも一番破壊的なギターを弾く人と私は認識している。それに反してヴォイスはとっても繊細。エリック・クラプトンがこの人のギタースタイルに影響を受けたと言っていたが、むしろ!ヴォイスにこそ一番影響を受けたのではないかと思わせるくらい良く似ている。それくらい味わい深い声を聞かせてくれる。ジャケットはトレードマークの345をくわえタバコで持っているという雰囲気満点のもの。クラプトンファンにもロックファンにも聴いていただきたい”73の名盤。レコードでは廃盤で簡単に見つからなかったぞ!聴けるだけでもありがたい、買っとけ!!