67年にツアーを止めたストーンズが69年にまたライブを再開して間もなくの69年11月27・28日のニューヨークでのライブを収録したアルバム。一般的にストーンズのライブ全盛期は72・73年と言われているので演奏的には過渡期と言える。テイラーが加入したばかりでキースとの間でリード、リズムギターの役割が明確に決まっていない事、そのため演奏も速くなくヨレている所も目立つといった点で72・3年よりは評価が低いのだろう。
しかしキャロルなどのチャックベリーナンバーは次第に演奏しなくなるし、オルタモントの悲劇を象徴することとなってしまった"悪魔を憐れむ歌"はしばらくの間、演奏を自粛するのでこの頃のライブアルバムを聴く楽しみでもある。また、72・3年のライヴでも核となる"Love In Vain"と"Midnight Rambler"が既に完成され、ハイライトとなっている。
この頃の作品としてはハイドパークやギミーシェルターなどがある。ちなみにMランブラーで"かっちょいい〜"と日本語の叫びが聞こえるのは有名。村八分のチャー坊ではないかという説(彼がオルタモント12/6を見に行ったのは事実)や、成毛滋という説がある。ちなみにこの日はジミやジャニスも観客として来ていたらしい