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いわゆる逆輸入エヴァシリーズの一体だ。 この本の特徴は、西洋式製本に則り、左から右へと読んでいくということ。 「日本のマンガといえども、横文字のセリフなのだから左から右へと読む方がしっくりくる」という人にはおすすめ。 英語Jマンガのファンで、オリジナルの日本式配列、つまり右から左へと読む事に慣れている人には「何を今更」と言われるだろうが、それでも、同じタイトルの「Collector's Edition」のコマ割は日本のコミックスと同様に製本してあるので、そちらも参考にされたし。 どちらにしても英語でエヴァを読みたい人には太鼓判を押せる。 英語圏の友達へのプレゼントとしてもいいのでは?
肝心の英語の中身だが、主人公が中学生ということもあって、多種多様なイディオムに加え、カジュアルな表現や表記方法もまんべんなく学べる(ただし、マンガのため多少誇張される場合もあるが・・)。 また、ストーリーが進むにつれ登場人物の年齢層も広まるため、様々な職種・性別・性格からにじみ出る表現も学ぶことができるだろう。 武器系統やネルフ御用達の専門用語(人類補完計画 "the Instrumentality Project" など)を除けば、比較的簡易な英語で書いてある。 コミックスを何度も読んだファンなら瞬時に「あ、これはあの作戦の名前だな」「あのセリフはこう言うのかぁ」と頷くことうけあいだろう。
随所に英語の効果音が散りばめられているが、「なるほどネイティブの耳にはこう聞こえるのか」ぐらいに留め、そこまで気を遣う必要はない。 要は慣れである。 それでは気になるセリフの例をみてみよう。
かの有名な碇司令のあのセリフ
"Yes, there's no mistake... it's an angel!" (第一巻)
自分をなぐれ、というトウジに対して、シンジのセリフ
"I'd rather have you owe me one" (第三巻)
ガギエル(だったかな?)遭遇における艦隊水兵のセリフ
"Four Torpedoes...dead on! Why won't it SINK!?" (第四巻)
こんな感じのダイアローグが、貞本氏の怒涛の高品質漫画と共に味わえるのだ。
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