東京マラソンでは Garmin に誤差が発生してお困りになる方が非常に多いので、その対策を。
東京マラソンのスタート地点の高層ビル街は Forerunner が苦手とするロケーション。
高層ビルは GPS 衛星の信号にとっては鏡のように見えてしまうから。
巨大な鏡に囲まれたところにいるようなもので、ビルに反射した信号が入り乱れ、Forerunner は自分の位置を見失いがち。
そこで次の (1)、(2) にご留意。
(1) トレーニングモードにして GPS 衛星の信号の受信が完了するまで、普段よりも時間がかかる。
(2) 最初の1kmのラップが実際の1km地点よりも手前で刻まれる場合がある。
(1)について
対策として次の2点を。
(a) 会場に到着したら、一度トレーニングモードにして、GPS衛星の信号の受信を完了する。
Forerunner は最後に GPS 衛星の信号を受信した位置を記憶していて、次に GPS 衛星の信号を受信し始めるときに、最後に受信した場所と同じ場所にいるものとして GPS 衛星の信号を解析し始める。
そのため、最後にGPS衛星の信号を受信した場所から長距離を移動してしまうと、受信が完了するまでいつも以上に時間がかかってしまう。
そして、新宿の高層ビル街ではさらに時間がかかってしまう可能性がある。
前泊する場合は前夜に一度スタート地点近くでGPS衛星の信号を受信し、「最後に受信した場所」をスタート地点(近辺)にしておくとよい。
GPS 衛星の信号を受信するときには、Forerunner を腕にはめず、地面の上などに置いて放置しておくと、受信が早く完了。
このとき、必ずしもアンテナ部分が上(天)を向いている必要はなし。重要なことはここで動かさないこと。
また、GPS衛星の信号の受信が完了したら、time/dateを長押しして、時刻日付モードに戻すことをお忘れなく。恐らく、TimeoutをOffに設定してレースに臨まれることと思われるが、トレーニングモードのままでは、タイマーを動かさなくてもどんどんバッテリーを消耗してしまうことに注意。必ず時刻日付モードに戻すこと。そうすれば約1分後にパワーセーブモードに移行する。
(b) スタート地点に並んだら、すぐにトレーニングモードにし、GPS 衛星の信号を受信して、そのままスタートまで待つ。
もちろん、Timeout を Offにしていることが前提。
Timeout を Off にしていないと、タイマーを動かさないとパワーセーブモードに戻ってしまいます。Timeoutは以下の手順でOffに。
・パワーセーブモードを解除。
・menuを長押しして、メニューモードに。
・Training -> Options を順に選択。
・Timeoutを真ん中に表示。
Timeoutの下に"Enabled"と表示されていたら、enterボタ
ンを1度押して、"Off"に。
Timeoutの下に"Off"と表示されていましたら、何もしなくて大丈夫。
・quitボタンを2度押して、少し戻る。
※誤操作を防ぐため。
・time/dateを長押しして、時刻日付モードにして終了。
(2)に関して
これを防ぐ手段はない模様。
この現象が発生してしまったら、次の距離表示を通過するときに、lapボタンを押して、手動でラップを刻めば、以後は、ほぼ距離表示付近で自動でラップを刻むように。
※ラップの番号は1つ増えるので距離を勘違いしないように、ご注意。
Good Luck!!
追記:「つくばマラソン」では通常どおりの操作で全く問題ありませんでした!