ストリングスによるメロディーフロウのきれいさも素敵ですし、そのゆったりとした中に宿る静かなグルーヴといいますか、自然と身体が動き出しそうなリズムの独特なためが非常に気持ちいいですよね。Sugar Soulの歌はそういう拍の波をうまくつかまえ、そのなかで心地よく泳いでみせます。これもまたストリングスのフロウとよく調和しこの曲の素敵なところです。アルトな低声もヴァイオリンの音色と何かコントラストがついていいですね。kjのラップは当時の勢いを感じさせ、ライムも自信に溢れています。
「此こへ来て」はクールなナンバーで「Garden」がアウトドアの曲ならこの曲はインドア向けですかね。いや、一人で曇り空の静かな海岸線を走るときにも似合うかも。バックで鳴ってゆくサウンド素材が非常にかっこよく配され、チルの要素をもったラウンジ系の効用があります。
「Private Garden」は「Garden」のストリングスを消しアコースティックギター等でシンプルアレンジしたもの。柔らかです。音の数が少なくなったぶんだけ歌のメロディーを味わうトラックです。この頃のkjがつくる安らぎのサウンドって際立って叙情的なんですよねえ。