私はSound Horizon(Revo)とGUNSLINGER GIRLの原作が好きですが、
アニメ版は見たことがありません。
曲は原作の名場面を再現したような歌が多く、
アニメ版を知らない私でも十分に雰囲気を楽しめました。
各キャラクターの歌&語りは、良い意味でも悪い意味でも「無垢」です。
悪い意味というのは、人を殺すことや義体化された自分自身についても、
軽く歌いすぎてるということです。
他の方がレビューで「やっちゃった感じ」と述べているのは、
「少女達の自覚が欠けた軽さ」が痛々しく感じたのだと思います。
アルバム全体の展開や曲の作り方は実にRevo風味なため、
Revoファンの方ならある程度安心して聴くことができるでしょう。
ただし、表現力はSound Horizonの他のアルバムに及ばない感じがします。
GUNSLINGER GIRLのファンの方は、正直意見が分かれると思います。
「かわいそう」とか「ハードな世界」といった客観的な(BGM的な)感覚ではなく、
「あの人に愛されたい」とか「今日もひと仕事を終えた」といった
主観的な感覚のアルバムになっているので、
それぞれのキャラクターの立場に立って感じることができる人ならば、
このアルバムのコンセプトも理解できるのではないでしょうか。
最後に、勘違いしている方が多いようですので弁護しておきますが、
4曲目の銃声は「サプレッサー(消音器)を使用した際の銃声」です。
だからあんな変な音がするのです。
原作のあの場面でリコは、サプレッサー付き拳銃を持ってましたよね。
こういうところも、Revoさんはしっかりと作っているのですね。