ご案内させていただきます。この天才ギタリスト、一言で特色を言えば「器用貧乏」。やっていることはあちらの「スムーズジャズドットコムでも安心して流せるレベルをクリアー」。これはいわゆるチャックローブ、ポールジャクソンジュニアなどのレベルだ、そしてまた、アプローチはポールジャクソンジュニアのソロアルバムにきわめて近い。それは「ザッツエンターテイメント主義」=「踊れてなんぼの世界」。ときおりサンタナになったりチャックローブになったりポールジャクソンジュニアになったりする部分はご愛嬌。テクがありすぎて「なんでもできちゃうぜえええええ的な」部分がかなりあり、その部分が非常に残念。ダルファーとともにハイパーファンクビートも軽々とこなしつつ「落とし込むサウンドはややださめの庶民が楽しめるイージーアクセスなディスコサウンド」。計算されつくしたダンスミュージックが好きならはまれるかも。個人的にはにせものラテン音楽な部分(まるでマットビアンコ)が壁になりいまひとつであります。このアルバムのディスコサウンドはまさしくアメリカの天才ギターリストたちがこぞって「スムーズジャズフォーマット」において、ヒットを出しまくっているものである。下世話なディスコ大会。
(4点)