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私自身、そういった体験は数えるくらいしかないですが
その中の一曲がマスカラ&マスカラス(8曲目)でした。
曲構成はすごくシンプルなのですが、
骨太のロックサウンドに文字通り絡みつくようなボーカル。
かつ透明感を感じさせるのが不思議です。
コード進行に対するボーカルのメロディラインのかぶせかたが
非常に独特で、いつまでも耳に残ります。
アルバム最終曲のショートヘアーという曲も非常にセンスを感じるメロディラインです。
これはアルバム全部にいえますが、基本的に70年代のUKロックの
影響を色濃く受けている形跡が見て取れます。
したがって、その年代の洋楽が好きな方はスッと入れると思います。
このアルバムでは「自分たちが今後進んでいくべきスタイル」を
色々模索している感じが伝わってきます。
その点が物足りないと感じる方もいるかもしれませんし、
まとまりがないと感じる方もいるでしょう。
しかしながら、アルバムを通して聞くとすべての曲の作詞作曲を行っている
ボーカル和田氏の非凡な才能が浮き彫りになってくる一作です。
この当時って和田氏はまだ22歳なんですよね‥本当にすごいと思います。
A FILM ABOUT THE BLUESの次に好きなアルバムです。
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