このゲームには主に2つのプレースタイルがあります。
一つ目はキャンペーン。
舞台は紀元前79年のローマ
ちょうどマリウスとスラが内戦で戦い、スラが独裁権を握ったところからストーリーが始まります。
プレーヤーはスラに追放された5つの名家――アエミリアヌス家、ウァレリウス家、ルキウス家、フラウィウス家、ユリウス家の一族として政治活動を開始し、ローマ領のさまざまな地で総督としての任務ををこなしていきます。
すると任務を与えるパトロンが他の有力者を紹介して、ローマ史の名だたる人物――カエサル、ポンペイウス、キケロやブルートゥスらと交友を深めるor敵対して戦うことになります。
もうひとつはフリービルドで、こちらは与えられた土地と資源をフル活用して自分好みの都市を築くことが出来ます。
キャンペーンもフリービルドでも壮大な古代ローマの建物を建造していくのですが、その種類の多さとグラフィックは圧巻。
インスラ(平民のアパート)のような日常の建物からコロッセウム、パンテオン、円形競技場、凱旋門などなどローマ都市の建造物を手がけていくのはまさに感動モノです。
建物を建てていくのはAge of Empiresシリーズの要領と似ていますが、このゲームでは都市の労働者が4種類(奴隷、平民、騎士、貴族)あり、それぞれの要求を満たさないと、犯罪→火事→暴動という負のスパイラルに陥ります。
食料、娯楽、そして宗教の要求を満たすために都市の建造・資源の獲得を考えなくてはならないのがこのゲーム最大の持ち味でしょう。
また軍隊も召集して戦闘も出来ます。軍団兵やエクイテスだけでなく、ガリア狂戦士、チュ―トン騎兵、戦闘象(ハンニバル気分がw)、果ては戦艦など、さまざまな兵種を駆使して戦うことが出来ます。
キャンペーンではカエサルに従ってガリア・ゲルマニアへ遠征して蛮族の村を征服したり、アクティウムの海戦を戦うなどの戦闘パートも充実しています。
何よりきれいなグラフィックが臨場感を煽ってくれます。
ただグラフィックがきれいなもんですから作動環境はそれなりです。とはいえメディーバル2とかよりかはまだましかな
プレイ上で最大の難点は操作性がやや充実し切れていません。
たとえば農場などをアップグレードする際、エイジシリーズなら一箇所で研究すればすむものを、このゲームでは農場ごとにいちいちUGしなければならないという面倒な処置が必要です。
また複数軍隊の選択もマップ上のドラッグアンドドロップだけ。戦艦の選択だと数が増えれば2,3隻取りこぼすこともしばしばです。
とはいえローマ都市建設・戦闘モノで言えば、RTWなどにも匹敵するだけの大作ではあると思います。
興味のある人はHPの体験版(英語)などで試してみると良いでしょう。
長くなりましたが、欠点はもろもろですが非常に面白いゲームです。
特にローマ史が好きな人はぜひ手に取っていただきたい作品です。