随分前から名前の奇抜さで知っていたがラジオ出演の際に流れた曲が気になり
今回のアルバムで初めて聞いた次第。
で、こんなに面白いグループがいたのか!という印象。
間違いなく新しいし、気持ちいいし、未体験という点でこれほどまでに
初めて感を味わったのは久々だし、そう思う人も大勢いるのでは?と思う。
このグループのジャンルを定義するのは困難だし、する必要もない。
まさにこのユニットそのものがジャンルのような、強烈な独自性をもっている。
唯一ついえるのは、この作品が最高にポップなアルバムだと感じる、ということだ。
ポップといえば、すぐ共感を求めるいやらしさや安易な感情移入を狙ったものが多いが
そこからは完全に逸脱していてただただ「気持ちのよい衝動」を楽しめる印象。
かと思えばいとうせいこうとタッグを組んだ「おばけ次元」では
風刺的な歌詞が耳をつんざき、刺激的な一面も感じさせるのが良い。
また基本的にはラップ(といってもコテコテではなく、若干ラフなもの)が中心だが
それ以外にもHALCALIをフィーチャーした綺麗な「COSMIC DANCE」あり、
またストレートでインパクトのあるポッポチューン「真夏のラストチューン」あり、
常に一定のテンポでラップし続ける「INNER LIGHT」あり(またこのラップが小気味良い!)、
バラエティに富んでいるのもありがたいところ。
最新型のポップ・ミュージックとあえて呼んでしまいたくなる一作。
多くの人がこの音楽を愛してくれればそれは事実になっていくだろう。