このFUSION TRACKsで村松健の若かりし頃の情熱(パッション)が感じ取れる。
現在ののんびりした楽曲とは全く違う、弾けた楽曲が多いことには驚かされた。
しかし村松健の源流は間違いなくこれらの楽曲であり、次第にジャズ、ブラジリアン、邦楽、奄美島唄が流れ込んできて現在も淀みないみずみずしい透明感のある、かつゴスペルや島唄といった聖歌・神ぬ唄に影響された神秘的な楽曲に僕はとても魅了される。
近年は村松健が愛してやまない、そして居住地・活動のホームである奄美の空気や風、雨などを表現した楽曲が多く奄美に凝り過ぎではという疑問もあるが、村松健の情熱は冷めることがない。
奄美三線のたおやかな調べは個人的には大好きで、聴いているだけで島に来ているような感覚になる。
村松健は方々旅しやっとたどり着いた奄美大島。ピアノ・三線共々全身を島に浸らせてのんびりした生活を送っている。
僕もまだ旅の途中だけど、どこへ行く時にも村松健の音楽は常に携行している。
だって聴いているだけで幸せになれるもの…
DISC1はブルー。都会的な楽曲を13。
DISC2はオレンジ。日曜日の郊外でのピクニックは「グリーン・シャワー」、夏休みの思い出は「太陽に近い街」、憧れのリゾートは「水平線の見える部屋」「ひみつの浜辺」、ちょっと自分を見つめ直したいときには「遠い面影」「生まれ変わっても」なんかがおすすめ。