ジャン・レノという個性的な俳優を配置し、音楽にもFooFightersのような、当時、人気の盛り上がっていたロッカー達を起用、さらに最新SFXのオンパレードです。
何でここまで「ゴジラ」にハリウッドが力を入れるのかといいますと、実はあの白黒映画時代の傑作、「ゴジラ」は、アメリカでも映画史に残る傑作として最高の(「とても高い」どころではない、SF映画の古典的最高傑作として)評価を得ている作品だからです。
多くの映画人が影響を受けているだけでなく、米国SFファンの間で「ゴジラ」は「キングコング」「スーパーマン」以上に著名です。
だから、アメリカで「ゴジラ」を出すとなれば、アメリカ中で大ブレイクするのは間違いなかった・・・・・・はずなのです。
しかし、この作品はそのゴジラのイメージを破壊したとして、アメリカでも非常にファンが失望した作品でした。
T・REXもどきのゴジラに、子ゴジラ(ミニラのつもり?)の増殖など、新しいアイデアを盛り込んだのは良いのですが、「ゴジラ」が単なる「でかい動物」としか描かれておらず、「ジェラシック・パーク」の2番煎じの感は歪めません(あっちの方が迫力があったくらいだ。)。
内容もむしろ「ゴジラ」より、「原子怪獣現る」のリメイクというべきです。
なんだか否定的なレヴューで申し訳ないんですが、それはあくまで「ゴジラ」としてみた場合。
「ゴジラ」である事を忘れ、単なる怪獣映画としてみたら平均レベルは少し超えている作品ですので、決して観て不満はないと思います(いや、、、あるかも)。
ですので「ゴジラ」のタイトルに、余り過大な期待をもたずにご覧になるのが「吉」です。