発売当時,「何を作ってよいか自信が無くなったので,
人にプロデュースを頼んだ」との記事を読みました。
後から伝え聞く話では,あらかじめ完成したカントリー風のアルバムがSONYから発売を拒絶されたため,
無理やり売れ線の路線で作らされたのだそうで。
匿名氏が書いている通り,JEFF BOVAのループ垂れ流しアレンジは
それ自体がグルーヴ皆無であるだけでなく,矢野さんが歌やピアノを
心地よく演奏する余地が全く無い,即ゴミ箱行きの代物です。
さとがえるコンサートでの初演であんなに素晴らしかった
「GIRLFRIENDS FOREVER」も,彼のアレンジのおかげで
見る影も無くみすぼらしい出来に成り果てています。
ちょっとでも売りたいがために
「ひとりぼっちはやめた」を無理やり収録していて,
本当にこれが壮絶に浮いてますね。
本作以降の矢野作品が,すべて手癖にまかせた
垂れ流しだとは思いませんが,
これ以降あんまりアルバムが売れなくなってしまった
(REVERBは5000枚前後しか売れなかったようです)のは,
このCDの出来が原因であるような気もするのですが。