宮城県・石巻(いしのまき)の港から、フェリーに乗って1時間。
そこには、人よりねこが多く暮らしている、ねこにとってもねこ好きにとってもパラダイスのような島・田代島があります。
その田代島では、いったいどんなねこたちが、どんな毎日を送っているのでしょうか。
この、DVDのトールケースと同じサイズのかわいい写真集で、ちょっとのぞいてみませんか?
………いやー、たまらんっす。この写真集。
ジョニー・トー監督作品のスチールなど、普段は香港をベースに活動されているカメラマン・岡崎裕武さんがとらえた、たれ耳ジャックをはじめとする“島猫”たち―なんと、島には飼い猫がいない!―のさまざまないい表情。厳しくも自由奔放なライフスタイル、そのポーズ。
そしてそこにかぶさる、絶妙なキャプション。
本のはじめとおしまいに、田代島のシンプルなガイドも載っています(分担は不明ですが、執筆はsallycatさんと大野田徹郎さん)。
同じ県在住で、それほど近くではないんですが、ぜひ行ってみたいですねー、田代島。
あてもなくぶらぶらして、またたびの枝をかじらせたり、お腹なでてみたり、「シャー!」とか威嚇されたり、いろいろしてみたいもんです。
なごみ+癒しが得られ、そして旅心も大いに刺激される、おトクな一冊。
ねこ好きのあなたに、心からおすすめします。
付記:今年に入ってから、たれ耳ジャックが姿を見せなくなったそうです。
仕方のないことですが、もう会えないかもしれない、可能性が高いようです。
多くの人々に田代島の存在を教え、笑顔にしてくれたジャック。
君が過ごした日々がしあわせであったことを、今はただ祈るばかりです。
そしていつか、奇跡のように会えたなら、オレとも遊んでやってください。
ありがとう、ジャック。