わたしはこの本を読むまで、GHQが行ってきたのは櫻井よしこ氏の書かれた『「眞相箱」の呪縛を解く』で明かされたGHQによる洗脳放送とラジオ、新聞などのメディアや出版物に対する検閲だけだと思っていました。
しかし7000余点にもなる出版物が焚書などと云う、2200年前に秦の始皇帝が行ったと同じような馬鹿げた行為によって、日本人の大事な歴史遺産を消滅させてしまったとは、広島・長崎に落した原子爆弾と全く同じで、日本人に対する虐待・侮辱以外の何ものでもない。
戦前に在米日本人移民に行った差別・迫害や、戦時中にアメリカ国内に設けた日本人収容所とその収容者の財産を没収した行為は、けっして同じ枢軸国のドイツ・イタリアの移民にはには行われなかった。アジア人・有色人種に対する差別である。
他にも西尾氏の書かれたように、アジア・オセアニアの各地の人々に対して行った、欧米列強の数々の侵略・略奪・搾取・虐殺行為は、人類が決して忘れてはいけない真実である。
ただ弱かった、文明が遅れていた、白人ではなかったという事だけで、こんな乱暴狼藉が許されていいのか?
戦後の「東京裁判」史観や「河野談話」、「村山談話」など、日本人だけが悪かったと刷り込まれている日本人はこの本を是非とも読むべきである。ここに真実が書かれている。
(この本の言わんとしている『焚書』とは、2200年前に秦の始皇帝が行った『焚書坑儒』とは全く同じではない。あくまで全国の書店、古書店、官公庁、倉庫、流通機構に存在したものだけを没収・廃棄した作業の事です。民間人が所有していたものは関係ありません。)