『GHQ焚書図書開封』の続編。
第一巻に続き、彼らが我々から何を奪い去ろうとしていたのか?
その全貌が、焚書された書籍を一つまた一つと読み解くにつれ明らかになる。
この数百年、我々の祖先そしてアジア、中東の民に対して西欧諸国が加えた暴虐と理不尽の『事実』、それらの人々が当時感じていたであろう強い『悲しみ、苦しみ、怒り』がいきいきと伝わってくる。
GHQが、我々から奪い去りたかったのは、こういった事実そのもの、そしてその事実に対する当時の人々が共感していた気持ち・雰囲気だったのだろう。
結果をみれば、そのたくらみはまんまと成功している。
近世、近代の西洋によるアジア侵略史がごっそり抜け落ちたこの国の歴史教育、
自分たちの歴史を徹底的に否定する自由だけが無制限に許されるこの国の現状。
これは、今まで奪われ忘れさせられていた事実であり、
隠され葬り去られてきた祖先たちの思いである。
いかに不幸な過去であれ、悲しい記憶であったとしても、
我々自身がそれを忘れ、葬り去ることに加担してはいけない。
これは我々の歴史である。
著者に深く感謝すると同時に、第三巻(あとがきに、平成21年夏とあります。)を期待したい。