タイトルのままです。
最近の巻ではこの辺りが一番面白いですね。
‘日常に潜む狂気(非日常)’はとても刺激的なテーマです。
この漫画の場合、初期に濃密だったこの雰囲気は次第に減っていき、非日常が日常になりかけていました。
この巻の頃には既に初期にあった変質的に狂った感じは相当薄くなっています…が、キャラクターで読ませる別の面白さと、カウントダウンの切羽詰った感じが別の非日常を生み出しています。
‘なにかが起きる…’という前兆の持つ静かな迫力と日常の話(レイカの話も上手いものです)の組み合わせが上手い効果を上げていました。
(勿論、カウントダウンが終われば効果も消えてしまいますが…)
なかなか素晴らしい語りでした。
この巻以後、遂にこういった非日常と日常が交わる刺激はなくなってしまいました。
全部、非日常になってしまいました。こうなると平板な印象です。
凄い力技で書き進めていると思いますが…。
ちょっと辛いところです。