(CSで本編を3rdシーズンラストまで&本作の88分版観賞後の感想です)
宇宙を舞台にしたSci-Fiドラマ史上、最もシンドイ状況の
「GALACTICA」の中でも、極北のシチュエーションが描かれる番外編。
『この艦で最も辛い決断をしたのは自分だ』とヒザを抱えて引きこもりたくなること
請け合いです。状況的にエグい描写も少なくないので、ファンの中でも、好みは
分かれるでしょう。
ある意味 GALACTICA の大事な要素であろう『リアルで派手な戦闘シーン』と、
それ以上に大切な『臓腑を抉られる葛藤』が味わえる、最良の凝縮版です。
時系列が頻繁に移動しますが、(1)過去:サイロン奇襲直後のペガサス,
(2)現在:ギャラクティカとペガサス,(3)かなり過去:若い頃の某キャラ
と、3つの時代が観れたのは、うれしかったです。
それにしてもケイン提督は、凄い。『冷徹』を越えすぎているこのキャラを、
実存感ある世界の中で、魅力的に描いたことに、拍手です。
日本語字幕版で気になった点なんですけど、前半に、日本語版では、
ケイン提督と、某キャラの『関係』が セリフとして明示されるんですが、
日本語字幕版では、暗示すらされていませんでした。これは‥‥??
字幕版のみ鑑賞の方も、まぁ雰囲気から感づいているとは思いますが、
日本語版の鑑賞もオススメします。
(こういう関係を、さらっとうまく描かれると、エロチックであると同時に、
異性としては、入り込めないと言う意味で、セクシャルというのも違う、
ちょっと独特な雰囲気に感じますね)
※ CS放送版を観た方へ:
アンレイテッドの105分版を、我慢できずに事前に US からゲットして
つたない英語力で観ましたが、88分版がダイジェストに思える、別物チックな
完成度です。Web ストーリーもうまく取り込み、懐かしいトースタも根性の
ある活躍?で魅せます。お見逃し無いよう。