Gメン’75ファンの皆様、’82シリーズのお買い求めを躊躇なさってはおられませんか?
だったら是非、ここは奮発しちゃって下さい。
関門1・第一話で画面が明る過ぎ。その映画的手法で’75のトーンを築いた名カメラマン・下村和夫氏が、本シリースではベタッとテレビ的な撮り方。
関門2・第二話がいきなりハッピーエンド。
以上までで「こんなのGメンじゃないッ!!」と投げ出さず、ここは一つ冷静に。
以上の関門を頑張って通過すれば、新たなGメンワールドが楽しめるのです。一言で言ってしまえば「全部の話がメチャクチャ面白い」のですよ。
全17話中、ハードボイルドGメン高久進脚本が12本を占めているのですから道理も道理。
新Gメンもみな好演。殊に篠田三郎、清水健太郎ははまり役。(残念なのは前シリーズで女の激情を見せた氾文雀が、今回はごく普通の女警察官としてしか描かれていないこと。)
ガンアクションがタイトで(殆んど撃たず)、それでいて猛スピードで迫ってくるのは編集の菅野順吉氏(「昭和仮面ライダー」「宇宙刑事」)の功績で、ハッキリ言って裏番組の西部警察より通好みですよ。
バラエティーに富んだ毎回の趣向は他の方が書かれておられる通り。エンディングの作曲は筒美京平氏というのも嬉しい限りです!!