内容(「MARC」データベースより)
故田中豊一MIT教授の研究業績の中から、「ゲルにおける相転移の発見とその原理の確立」および「生命の分子物理学的原理の確立」の基になった研究を中心に25の論文を選び、共著者もしくは専門研究者の注釈をつけて編む。
--このテキストは、
大型本
版に関連付けられています。
出版社 こやま
田中豊一教授の仕事の精髄を示す書 〈主要目次〉
序 和田昭允
I 研究の原点――ヘリックス-コイル転移
Dynamical Aspects of Helix-Coil Transitions in Polypeptides. I(1973)ほか1編
II ゲルの物理――新しい相転移の発見
Gels(1981)
Spectrum of Light Scattered from Viscoelastic Gel(1973)
Critical Behavior of Density Fluctuations in Gels(1977)
Reversible Decrease of Gel-Solvent Friction(1991)
Collapse of Gels and the Critical Endpoint(1978)ほか10編
III 蛋白質の物理――生命機能の基本原理
Phase Separation of Protein-Water Mixture in Cold Cataract of the Young Rat Lens(1977)
First Observation of Coil-Globule Transition in a Single Polymer Chain(1979)ほか7編
【担当編集者から】
54歳で急逝した田中先生は,ゲル(身近な例ではプリンとかゼリー)の状態がどのように,なぜ変ってゆくのか(相転移という現象)を解明して,数多くの国際的な賞をとり,いずれノーベル賞と言われていた研究者です.本書は,刊行委員会(石渡信一,永山國昭,田中豊助,和田昭允の4先生)が選んだ25本の論文に解説を付けたものですが,新しい科学の分野が切り拓かれてゆく現場がヴィヴィッドに描かれた,類のない書物になりました.広く自然科学の学問をめざす人たちに,読んでいただきたい.
--このテキストは、
大型本
版に関連付けられています。