Unplugged/Tears In Heavenの大ヒットの後リリースされたアルバムで
1曲目のBlues Before Sunriseのイントロを聞いたときのショックは大きかったです。
80年代〜90年代初頭の比較的ポピュラー・ミュージック寄りのアプローチで
ロッカーというよりパフォーマーとしてその幅を広げて
その頂点にTears In Heavenという大ヒット曲が産まれたと思っていますが、
その時代の下でマグマのように蓄積されたエネルギーが
一気に爆発したかのようなアルバムです。
90年代初頭のアプローチも嫌いではないというか
その80年代後半からエリックを聞き始めた馴染んだ私には
そのポピュラーな部分を一発で吹き飛ばす音でした。
昨今のBBKINGとのセッションものやロバートジョンソントリビュートものと
一線を画す、エネルギーが満ち溢れた作品です。
シンプルなサウンドとストレートな演奏はまさに
ど真ん中に剛速球を投げ込まれたような清々しさ。
いろんな意味でUnpluggedのエリックというものを
吹っ飛ばした素晴らしい作品だと思います。
Tears〜のように万人受けしない作品でしょうけど
エリック・クラプトンを聞いてゆこうという方には
絶対に避けて通るべきではないアルバムです。
ただし、現在は日本盤は既に廃盤
本US輸入盤がここや大型店では輸入品が比較的簡単に入手でき
国内盤もまめに中古屋を回れば比較的容易に手に入るとはいえ
廃盤はあまりにも勿体無い作品です。
是非再リリースをお願いしたい。