このアルバムの最大の売りは、各楽器の距離感が心地よく、それでいて腰が入るって所だ。
正直、楽曲自体に目を見張るような当たらしさがあるかというとそうでも無い。
でも聞いていると妙な居心地の良さ、風通しの良さを感じるし、何しろ音が立っている。
これが今の時代にあったアフロなのだろう。
そう聴かせるのは、本プロデューサーであるブライアンイーノ、ジョンレイノルズの手腕か。
随所に手が込んでいるけど、決して嫌味ではない。
個人的には、このアルバムを聞いたときに"汗"を感じない作品だと思った。
ある種、ハイラマズを聴いている時のエアコン感、都市感に似た感覚をバックに感じた。
因みにSuen Kutiは、アフロの代名詞ともいえるFela Kutiの息子。