Suburbiaを主催する橋本徹氏によるFree Soulコンピシリーズの一つ"Garden"。これはかなりお洒落な一枚。Free Soulシリーズの中でも一番大人でクールな選曲が多く、しかもどれも演奏や楽曲、アレンジのクオリティはどれもかなり高い。生粋のブラックミュージック好きにも、クラブミュージック好きにも、Jazz・フュージョン好きにも、誰にでも間違いなくお薦め出来る一枚だと思う。
オープニングのHerbie Hancockの"Wiggle-Waggle"や、Donny Hathawayの"Love, Love, Love"はやはり貫禄があると言うか、この2曲だけでも充分楽しめる。僕が特に気に入った楽曲はAquarian Dreamの"Fantasy"、Archie Bell & The Drellsの"Tighten Up"、The Stovall Sistersの"Hang On In There"なんかは心が震えた。なかなかここまでのグルーヴの密度の濃い楽曲は出会えるものではない。他にRonnie Woodの歌声は本当に痺れた。この人に関しては思わぬ収穫だった。他にも有名なThe Doobie Brothersの"Long Train Runnin'"なんかが入っているけれど、この選曲の輪に入ると、全く違和感なく自然に楽しめるのがまた面白い。
何か新しい音楽を発掘したいなと思ったらまずこの1枚を聴くだけで間違いなく見つけられるように思う。Free Soulのシリーズでも特に愛聴している一枚だ。