Kaz Mashino 本人です。
以上、ライナーノーツの代わりとさせてください。
1. Environmentalism
Tokyo 録音
これはインダストリアル Jazz とでもいいましょうか。工業的な音をパーカッションに、子供の声とファットなソフトシンセサイザーを絡めてあります。可愛さと壮大さ、そして東京っぽさを強調しています。東京じゃ無いと出来ない音。
2. Totally Fair
Tokyo 録音。
ヒップホップとクラシック、そしてエレクトロで強力な旋律になるよう心がけました。この曲はいかに音をシンプルに削りとれるかにチャレンジしていた頃です。音を削っていくと残るものはフレーズやメロディーと厳選された音色で勝負するしか無くなります。流行の音色などは完全に排除しています。名前の通り本当に平等なことって、音楽の中だけかもしれません。
3. Black Ambitions
London 録音です。とあるレーベルのスタジオのヴィンテージシンセが山のようにあるところで作っています。時折合いの手をいれるファットなシンセ音は Camden Town で怪しいおじさんから買ったテルミンを一発録りしています。ベースがファットでクラフトワークがヒップホップをやったイメージですね。
4. Senseprints
指紋じゃありませんが、センスもあからさまに音からわかりますよね。これは勇気が出てくる勢いのある展開を心がけています。シンセは Roland JP-8000, EMU Proteus 2000 だけかな。途中のブレイクでリスナーを罠にはめちゃいます。
5. Rytou-雷刀
London 録音です。
コノ曲をフェイバリットにあげてくれる人は多いですね。イメージは YMO がデトロイトテクノをやっていたらと言う感じです。意外にありそうでないんですよ。ライブははっきりいってコレより相当アグレッシブなんで。機会があれば是非体験して欲しいです。
6. Hypersensitive
London 録音です。これもフェイバリットにあげてくれる人がとても多いです。僕の作風は実験精神と、リズムのインヴェンションと、美しさとポピュラリティを共存させることを常に目指していますが、これは全てが詰まっていて 1997 の曲ですが全く古さを感じさせないように当時仕組んで作ったのが成功したと思います。センチメンタルなイギリスの晩秋に作ったこともあり感情がもろに反映されています。
7. You Push Yourself Until You Can't Go Any Further
London 録音です。僕はあることに集中し始めると自分をけしかけもうこれ以上進めないというくらいまでに追いつめて、物事を進める傾向があるようで、その感情にインスパイアされて作っています。音的にはAkai サンプラーをシンセサイザー的に使用しています。
8. Playing Station
東京録音。PlayStation 2 からのサンプリングと2トラックオーディオの切り貼りを駆使して作りました。旋律とかは今聴くと 80 年代の New Wave の影響が濃いですね。
9. 111222
東京録音。
哀愁エレクトロヒップホップで跳ねる軽快なリズムにチルアウトなストリングスとシンセベースという珍しい組み合わせでやはり時代性を排除して作っています。
10. Contrast
東京録音。
複雑なリズムとメローナウワもののコントラストです。
ピチカート、エレピをエレガントにちょっとトリッピーで生真面目な音に仕上げています。
11. E.S.C.
London 録音。
チルアウトで和めるブレイクビーツですが、暖かいおとで寝るときにこれを聴いても良いものを心がけています。
Akai S-3200 サンプラーと Cheetah MS-6 アナログシンセが活躍しました。
12. Plactical Kill
東京録音。実験的な Jazz ですね。エクスペリメンタルな Cafe Del Mar をイメージして勢いで作った曲です。荒いところもあるのですがそれも味かな。
13. Where I Should Be
東京録音。自分がいるべきところを音で表現しています。冬っぽいイメージで向かい風にまけず力強く歩いてゆけるようなイメージです。アンビエントなのにスラップベースっていうのが珍しいと思います。
現在は iPhone/iPad で制作・ライブを行っており。
新作やレアなトラックはなどはサウンドクラウドで聴けます。