昔、出た時にレコードをすぐに買い、単純に「超かっこいいハードロックだなあ!」、と思って聴いていました。今思えば「カルフォルニアジャム」の演奏が鮮烈に印象に残ります。
もしかしたら、ZEPやパープルのライブ(2&3期)並に聴いた作品かもしれません。それくらい、印象に残るハードロック・ライブの名品です。
ちなみに、ギターのライブでは、パット・トラバースやロビン・トロワー、リック・デリンジャーのライブもおすすめします。
一般にフランク・マリノ=ジミ・ヘン・フォロワーじゃないでしょうか。でもこのアルバムをじっくり聴けばそうでないことが、よく分かります。今回CDで聴きなおしてみて、あらためてこの作品のヴァラエティに富んだ楽曲の素晴らしさと、凄まじいライブ・パフォーマンスを存分に堪能出来ました。
全編、フランク・マリノの持ち味である、ソウルフルで豪快な弾きまくりギターもさることながら、ヴォーカルもドスが効いていて、なかなか良い。ジミヘンをさらに都会的に進化させたようなモダーンなハードロックをやっています。
先ずはバック・コーラスが効果的な、オープニングの「ジ・アンサー」から鳥肌ものです。のっけから、観客もかなり盛り上がってます。
さらに後半の「ジョニー・B・グッド」はもの凄い。このヘヴィなパフォーマンスを聴いた後では、あのジミヘンもジョニー・ウィンターも色がかすんでしまいそうです。
そして彼のテーマ曲とも呼ぶべき、「ザ・ワールド・アンセム」・・・前曲の混沌としたノイズの応酬の雲間から、忽然と現れるような、燦燦と輝く希望にも似た、この荘厳なロック・アンセムには言葉が出ないほどの感動です。
この作品は、同じジミ・ヘン系の、ウリ・ロート時代のスコーピオンズの東京ライブ、ロビン・トロワーのライブと並ぶ、70年代のハードロックギターライブの屈指の傑作のひとつでしょう。ギター好きにはたまらないライブです。
お買い得価格なので、これを機会に是非どうぞ。