スマートフォンアプリ制作への興味は、コンピュータに関わるクリエイターなら、多少なりとも興味があるところだと思う。
Adobe Flash CS 5.5、そしてAdobe Airの登場は、その敷居をかなり低くした。
とはいえ、基本的なFlashについての知識や技術はもちろん、ActionScript3.0という、大きな壁が立ちはだかっているのも事実。
正直、「どこから手を着けていいのかワカラナイ!」というのが、大方の本音ではないだろうか。
かくいう私もその一人で、「何か作りたい!」という気持ちと「まるで解らない!」という気持ちを、長いこと抱いていた。
本書は、そうした「作りたいけどオロオロしているクリエイター」への福音である。
リファレンス的な本ではないので、細かいことはよそで調べるべきだろう。
が、この本の魅力は、Flash AIR for Androidで、「何が出来るのか」という可能性と魅力が満載されていることである。
文章は平易でわかりやすく、ムダがない。
紹介されているスクリプトへの解説も、簡潔かつ明晰だ。
巻末には、かなり高度なTIPSも満載され、かなりのヘビーユーザーを自認している人にも、じゅうぶん役に立つ内容であろう。
筆者たちと、編集者に、敬意と感謝を表したい。