内容紹介
ヨーロッパでよく食べられているライ麦パンは、素朴な形や味が特徴で、
さらに栄養価も高く、注目を集めています。
しかし、酸っぱいイメージが強く、日本人の食生活には合いづらいともいわれています。
そこで、本書では、ライ麦パンと一緒にFixing(フィキシング)を紹介します。
Fixingとは、レバーペーストやバジルバターなどの塗って食べるペーストや、
挟んで食べるハムやパテなど、ライ麦パンと一緒に食べるアイテムのことをさします。
この2つのつくり方と楽しみ方を、全国から圧倒的な人気を集めるパン店の『パン焼き小屋ツオップ』が手ほどき。
自店のレシピを公開し、つくり方のプロセスを丁寧に解説していきます
大きく焼き上げることの多いライ麦パンは、少し武骨な雰囲気ながらも、
それぞれに個性的な形をしています。
多くのパン職人を魅了するその姿を、雰囲気たっぷりに撮影した写真は、
見ているだけでも楽しめるようになっています。
また、ミキシングから成型、焼成までの作業を、豊富なプロセス写真で解説しているので、
生地の状態や手の動きなどがわかりやすくなっているのも特徴です。
Fixingは、実際にパンに塗った状態を見ていただくことで、テクスチャーが伝わるように工夫しました。
また、ライ麦パンでつくるサンドイッチやパーティーメニューなどは、
ドリンクとの組み合わせや、テーブルセッティングなども美しい写真でお見せします。
40種類からなるライ麦パンを、もっとも大きなボリュームで紹介します。
ライ麦パンは、ライ麦量を基準にした順番ではなく生地別で、とくに「味わい」で分類してあります。
味については、主に「クセの有る無し」で表現していますので、
ライ麦パン初心者からマニアまでが気に入るパンづくりが可能になっています。
続いてFixingのつくり方に加えて、ライ麦パンでつくるサンドイッチ、
料理と一緒にライ麦パンを楽しむメニュー提案もしていきます。
レシピのほかにも、ライ麦パンをつくるために重要なサワー種の扱い方や考え方を解説し、
実際に焼きたい方のために、ライ麦を扱う企業リストを掲載し、より実践的な構成としています。
著者について
伊原靖友(いはら やすとも)
1965年生まれ。18歳でパン職人を志し、以来、この道ひと筋。
他店での修業を経て、1987年から両親の営むパン店で働きはじめる。
2000年に代替わりと同時に、「パン焼き小屋ツオップ」にリニューアルした。
B級からA級まで、おいしいものは何でも食べてみないと気が済まないという、研究熱心な性格をもつ。
自店でのパン教室のほか、講習会の講師などを務める一方で、
新商品の開発やコンクールへの出品などにも意欲的に取り組んでいる。
販売とカフェを担当するのは、夫人でもあるりえさん。
アンティークの家具や食器などが好きで、カフェの内装には彼女のセンスが生かされている。