もう…わたしがレビューすることが恥ずかしくなるぐらいの素晴らしい作品です。ヘビーロック・ファンでこの作品を聞いていない方がいらしたら、どの曲でもよいので、今すぐサンプル音源をチェックしていただきたいと思うぐらいです。音の感触が、他のヘビーロックと違いますから。
アナログ時代に何曲かは聞いていたはずなんです。ライブで聴ける曲も多いですし。みなさんご承知でしょうが、アナログ時代に別々のオムニバスに切り分けられてしまった未完成の作品群を、本来リリースされるはずだったタイトルで作り直した作品なんですね。丁寧な磨き上げの成果もあって、ジミの最高作と言うしかありません。ヘビーロックでありながら、しっとりした感触に包まれます。しかも、この作品は、永遠の新作でもあります。
付属のDVDは、エディー・クレーマー、ミッチェル、レディングのインタビューです。クレーマーがスタジオで、Night Bird Flyingの音をだんだんと重ねながら解説していくのですが、何か魔術が起きているかのような気持がします。自分の中のジミの印象は、ライブ・パフォーマンスのすごさだったのに、慎重で綿密なスタジオワークの鬼、と変わってしまいました。