Illustratorとphotoshopは、少し使えますが、Fireworksは、知識0の初学者です。
どの本を買って勉強していいか分からず、本書を最初に購入しました。
Dreamweaverの勉強のため、Dreamweaver CS5/CS5.5のスーパーリファレンスも購入しましたが、以下の感想は、両本に共通して言えます。
(ダウンロード入手のデータフォルダの中身は、Dreamweaver版の方が、比較的丁寧でした)。
フルカラーで図解を交え、手順説明が続く、取扱説明書のような参照本として妥協して作られています。
好みの問題もあるかもしれませんが、丁寧な学習本というより、さらっと確認するのに向いているので、
2、3冊目に購入検討は、良いかもしれません。
苦しいけど、本書を見ながら、操作することで、少しは慣れる点で、良いと思います。
しかし、どこを重点的に勉強していいか分からない初心者には、非効率的。
一つ前に進むための扉が、見つけづらい。
ダウンロードして入手できる、本書用のデータフォルダも、
テキスト学習用の素材、完成前後といった参考例が、所々不足や飛びがあり、
手順の中で、フォルダのどこを開いて、どのデータを使用するかの具体的説明が無く(ダウンロードフォルダは、おまけ扱い)、
自分で準備作成しないと、始められない箇所もあり、
初心者は勉強しようにも、分からず戸惑い、ブレーキがかかる。
参考書には、どれもありがちですが、
メインの解説でも、中級者には分かる前提で、手順説明が、詳細で無い箇所があり、
初心者は、しようにも、その通りにできず、立ち往生、歯がゆい思いをさせられます。
学習が進んだ先で、つまずき、解決の糸口になる所を復習しようにも、初心者には分量が多く、
あれは、どこのページだったっけ…と、記憶を辿りページを探すのに、手間がかかり、樹海へと迷い込む。
本書では、いくつか紹介されてない機能があるようです。
●少なくとも、パスパネルの使用が、載っていません。
●スライドショー作成のページでも、スライドショー作成の基本解説は、ありますが、他の説明(キャプション・フィルターなど)が省略されています。
part5.ビットマップイメージの操作など、勉強になりましたが、特にpart.7以降、分かりづらかったです。
● 10箇所以上つまづいた数例…、
◆c1.10 p45、手順1:画像を開く。どのように手順1に載っている画像を開くのでしょう。c1.10フォルダを開くと、手順1より大きなサイズが開くので、できませんでした。
(後から気づいたのですが、c1.5のフォルダの画像を開くと、手順1のようになる。しかし手順通り進めても、手順4で図解のようにならず、カンバスサイズでは無く、背景の黄緑が拡大された。
そしてまた気づく。c1.10のデータは完成品なので、それを逆の手順ですれば、最初の手順1の画像になると…。)
◆c8-6 p244〜。手順の中で、細かい省略が多い。
p248、手順12、見出し6の配置で、簡単な記述と図解はあるが細かい説明が無く、その図解通りに文がならない。
手順13、見出し1をドラッグすると、ライブラリ競合の解決のダイアログBOXが出てきたが、その記述対処無し。
◆c9.3 p291 フォルダ9.3のデータを開き進めたが誌面通りにいかず、どのような種類の画像で行えばいいか指示が無いため分かりづらい。
手順2ができない。透明カラーの選択ボタンを押しても、画像上でスポイトツールにならない。選択ツールの表示がされる。
Adobe社のソフトは、
地中に宝が埋まった、砂漠のようなものだ。
ユーザーが開くと、荒涼たる無味蒙昧な、砂漠が拡がっている気分にさせられる。
そんな砂漠に落ち、途方にくれるユーザーに、ナビゲートしてくれるのが、参考書ですが、
すぐに宝を示して、ソフトの楽しさを伝え、道具の効率的使用を示すか。
宝の前の砂を掘り続けさせ、代わる代わる砂と向き合いさせ、道具の技術的多様を示すか。
初心者は、道具の効率的使用を知る本が、良いと思います。
本書の場合、慣れてきた人が、他の本と併用し、知識の不足を補ったり機能確認に読むのがいいと思います。
初心者は、帯文句に騙されてはいけません。
ページが進むにつれ、細かい省略が多くなる、スーパーリファレンスシリーズ。
皮肉にも、スーパーリファレンスを解説してくれる参考書が必要です。
「完全解説」という、宴は、まだ先のようです。