相当昔に読んだ本なのに、いまだに忘れられない秀作。
高校生の時、本屋に平積みされていたこの本の表紙絵とタイトル、
『キャリー』等の映画で知ってるキングの名前に、迷う事なく手を伸ばしました。
学生時代に受けた臨床実験が原因で、
特殊な能力を身につけた両親の元に生まれたチャーリー。
権力によって、無惨に殺される者、
執拗に追われ続ける父と娘。
この本を読んで、「アメリカって怖いな〜。」って思いました^^;。
今では、そう新しくもない設定、ストーリー展開なのかもしれませんが、
この頃は、とにかく斬新な話でした。
今読んでも、あの時の衝撃は、そのまま蘇ってくると思います。
キングの言葉遣いに、どれだけ忠実なのかは解りませんが、
深町真理子さんの翻訳は、とても読み易かったです。
(今読んでる、『ダークタワー』シリーズの風間 賢二さんの文章は苦手で、
でもキングの作品だから、頑張って仕方なく読んでます。)
まさか廃刊になってるとは。
処分しなきゃ良かった。
映画にもなりましたが、映像では表現しきれない細かい描写がキングらしく、
絵空事のようには思えなくなり、
幼いチャーリーと父が追いつめられていく様子に、手に汗握ります。
この本を読んだ後は、ひたすらキングにはまっていきました。
追い詰められて追い詰められて、最後にチャーリーが立ち寄った場所。
そこに、希望の光があったと、今も信じています。