FileMaker Proは長い歴史と実績を持つ、データベースソフトの定番と言えます。現在ではビジネスユーザー、個人ユーザーを問わず幅広く使われています。 このたび、そのFileMaker ProがバージョンアップされVer.9となりました。本書に関連する部分としては、新規の関数が追加され、SQLデータソースとの接続なども改良されました。 今回の新版では、FileMaker Pro Advancedで作成できる「カスタム関数」の作例を追加しています。 また、従来のスクリプトサンプル編を見直し、サンプル、解説などを追加・改訂しました。より役に立つサンプルになったと自負しています。また、巻末には新たに付録として「SQLデータソースとの接続」を収録しました。 FileMaker Pro 9では、SQLデータソースとの接続機能がアップして便利になりましたが、本書でもこれに対応して、SQLデータソースとの接続を基本から詳細に解説しました。その中には、SQLデータベースからデータをインポートするスクリプトなどについても解説してあります。 本書には、FileMaker Pro 9の関数、スクリプトを使ったビジネスの現場にも使える実用的なサンプルを多数掲載しています。サンプルを見ると、関数やスクリプトにはこんな使い方があったのかと、驚かれるに違いありません。サンプルをじっくりと眺めながら解説を読み進めると、実践的な使い方のコツが自然に身につくはずです。 関数を使った計算式やスクリプトの作成は難しそうに見えますが、いったん始めてみると非常に奥深く面白いものです。気がついたときには、関数とスクリプトの世界にすっかりハマッてしまったということになるでしょう。