FileMaker Pro11には,よくあるユーティリティソフトに添付されているマニュアルらしいマニュアルは添付されていません(DVDメディア内に格納&メーカーサイトのチュートリアル等活用のため)。
そのため,テンポよくサクサクと作ろうとすると,どうしても手元に旧来のマニュアル本が欲しくなってしまいます。そんなニーズにこの本は耐えられます。
データベースの基本である住所録を例に作成手順の解説が始まり,レイアウトの工夫,リレーションの解説,スクリプト,データの取扱い…FileMakerをデータベースとして活用するために役立つ一通りのことが網羅されていますので,FileMaker Pro11と同時に手に入れれば間違いなく重宝します。
私自身,FileMaker Proは5.5から愛用しているので基本的なことは頭に入っていますが,新しい関数・スクリプトや書式を試そうというときは,やはりこういった本で検討してからとりかかります。初歩から応用まで,心強い一冊です。
もっとも,高度な関数・スクリプトに手を出し始めると物足りなくなりますので,マニュアル的にこの本を,辞書的に関数・スクリプトの解説書を用意するのがよいかと思います。