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5つ星のうち 4.0
スペイン内戦でのCR32のエースのエピソード,
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レビュー対象商品: Fiat CR.32 Aces of the Spanish Civil War (Aircraft of the Aces) (ペーパーバック)
CR32自体はスペインの戦いにはマッチした機体(その中にはスクラップを寄せ集めて新たに機体が作れる程修理が簡単で可動機を稼ぐという利点もあったそうですが)でしたが、イタリア空軍には複葉戦闘機が未だ通用するとか、主翼内に機銃を装備したCR32bisの低性能ぶりから胴体装備の銃に固執するとか、幾つか間違った教訓を与えた機体でもありました。本書はCR32の戦いぶりを96頁(内11頁がカラー塗装図になっています)に収めたもので、本機に乗って戦ったイタリア人は勿論、スペイン人、その他外国人エースのエピソードを述べたもので、可能な限り相手側の損害、戦果との比較を行っています(末期は共和国側の記録は混乱しており、検証ができない部分もあるようですが)。 スペイン人たちは当初イタリア戦闘機隊に配置されたものの、相手側領域に入った敵機を追撃しない指揮官に不満で内部でいさかいを起こしたこともあり、スペイン人だけの部隊が創られたようです。 またCR32の交戦相手になった共和国空軍も、彼らの戦果の検証の結果から明らかになる機体の種類と乗員の国籍のバラエティも興味深いです。 本文の最後の方に紹介されているCR32のエースたちの第二次大戦での運命ですが、一人だけネタ晴らしをさせて頂くと、ベルギー人貴族でCR32の第7位のエース、デュ グリュヌで、約一年後自分の国がかっての友軍であるドイツ軍に侵略され英国に亡命して彼らと戦うという皮肉な結末が紹介されています。 彼らの活躍の一端を知るには良い本だと思います。
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