ジャンルで言うとここ数年、書店の一角を賑わしているインテリア単行本です。
取材先にビームス関係者が多い事もあり、前半ではミッドセンチュリー、北欧、
シャビー、民藝といったここ数年のトレンドをふまえたおしゃれ部屋が沢山登場、
後半では沖縄民藝、柳さん、天童木工の紹介と、フェニカのコンセプトをふまえつつも、
感度の高い人々が好きそうなツボを押さえた濃い一冊となっています。
また、タイトルに象徴されるよう最近の流行アイテム総登場ということもあって、
見た目の参考書となる一方、登場するインテリア等のメーカーや入手先も
ビームスに縛られることなく詳細に書かれているので、購入バイブルとしてもかなり使えると思います。
そして本当の意味で良いモノの紹介も多く、本そのものも丁寧に作られているなあと
しみじみ感じられることもあり、最近購入したインテリア本の中では断トツでお気に入りです。
が反面”センスの良い””ミックススタイル”という言葉に隠されつつ
オシャレさんの宿命か、ちょっと前の流行アイテムがやたらと散見されたり
(特にミッドセンチュリー系のイスが多すぎの部屋が多々笑)
近代的なマンションに今流行とされる民藝品などが
無理矢理並べられた室内を見たとき、ふと違和感や気恥ずかしさを
感じてしまったのは私だけでしょうか?
そう思うに長年読みこめるような本ではないかもしれません。
民藝を正しく理解しようとする人にも向いていないかもしれません。
ですが・・・”今”の私には間違いなくハマった一冊かと(笑)