登録情報
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| 1. Sunken Waltz |
| 2. Quattro (World Drifts In) |
| 3. Stucco |
| 4. Black Heart |
| 5. Pepito |
| 6. Not Even Stevie Nicks |
| 7. Close Behind |
| 8. Woven Birds |
| 9. The Book And The Canal |
| 10. Attack El Robot! Attack! |
| 11. Across The Wire (Widescreen) |
| 12. Dub Latina |
| 13. Guero Canelo |
| 14. Whipping The Horses Eye |
| 15. Crumble |
| 16. No Doze |
拠点地のアリゾナ州ツーソンで録音された全曲は、いずれもかなり短めで、エピソード的、サウンドトラック的な性格を持つ。カンヴァスはきわめて大きく、ホーンやストリングスが縁を彩るが、バーンズがアコーディオン、オルガン、マンドリン、メロディカ、シンセでしきりと小細工を入れている。開幕を慎ましく告げる「Sunken Waltz」は重々しいバラードだが、すぐさまゴムのように弾ける「Quattro」が取って代わる。「Black Heart」でアルバムは早くもピークに。天上的なストリングス・アレンジをバックに、バーンズが美しくも諦観(ていかん)に満ちたヴォーカルを聴かせるチューンだ。まるで昔の78回転レコードをつい最近リミックスしたかのような趣向で、速度を落としながらポルタメントで終わっていく最中、エレクトロニクスが乱入して亀裂を生じさせるのだ。「Attack El Robot! Attack!」にあふれている電子的な触感も、おもちゃの国の人形が弾いているようなギターやブラスのファンファーレをさえぎっている。これらのスケッチ風のインスト曲をいくつか合わせて聴くと、より強い物語性を持った曲となって浮かび上がってくるのだ。いかにもメキシコ的なチューンが登場するのは、アルバムも終わりに近づいてから。「Dub Latina」と「Guero Canelo」で聴ける、声を震わせるかのようなトランペットとすすり泣くようなヴァイオリンは、他の曲と比べれば典型的なキャレキシコ・サウンドといえる。もっとも、まだ典型的なキャレキシコ・サウンドなるものがあり得るとすればの話だが。(Martin Longley, Amazon.co.uk)
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