DeleriumのBill LeebとRhys Fulberが、Sixpence None The RitcherのLeigh Nashをフィーチャーしたニューエイジ・ポップアルバム。『無垢な天使の歌声』と評されるLeigh Nashの甘く胸の詰まるようなヴォーカルと、ローズ・ピアノの華やかな音色が全編を通して印象的に響く。
オーヴァーダブを多用した立体的で厚みのある電子音響も聴かれるが、"Extraordinary Ways"や"Nuages Du Monde"の作風を正統に受け継いだ、生演奏向きのライトポップ様式の風合いも色濃い。リード・トラックの"All the World"は、幽玄かつ不気味なアトモスフィアと電子音が、エキゾチックで東洋的な世界観を演出する、Deleriumに最も近い曲。イントロと間奏では、アルバム全体に登場するエレピの2音の共通モチーフが呈示される。
参加パフォーマーは、マルチ・インストゥルメンタリストのRoy SalmondとベーシストのLeah Randi、そしてSarah McLachlanのバンドドラマー、Ash Soodといった常連の他、一部ストリングスアレンジにChris Elliot、マスタリングにグラミー賞エンジニアのTed Jensen、そしてNettwerk創設者でMoevのメンバーであるMark Jowettがギター、プログラミングを手掛けている。