聖杯を巡る魔術師と英雄の戦いと交流を描いたFateのアニメ版ボックス。後半の13〜24話を収録。
内容は前半と同様に原作におけるセイバールートを軸にしつつも、他の二つのルートも多少混ぜ合わせた内容(特にキャスター戦)になっています。
バーサーカーとの激闘、キャスター陣営との正面衝突を経て最終決戦へ。日常シーンが多かった前半に比して、後半は戦いの連続。それ故か戦闘シーンの描写にも工夫が見られます。
特に注目はバーサーカーVSアーチャー戦。原作では省略されたこの戦いが、完全に再現されています。追い詰められたアーチャーが決意とともに繰り出す無限の剣製は必見。他にもシロウが再現する失われた名剣、様々な軌道の剣戟が飛び交うセイバーVSアサシン戦、宝具の応酬となるラストバトルなど見所多数。
戦闘シーンが派手な半面、日常シーンは減少。そのためシロウやセイバーの戦う理由や心境の変化、決意の過程などが省略気味で展開がやや唐突に感じる面も。
それでも最後の戦いに赴く決意をするシロウ、従うセイバー、そして戦いの後自分の居場所へと帰っていく彼女の姿を美しいと感じました。都合のよい終わり方による満足ではなく、そこに未練も後悔もない故の美しさでした。