アニメ化で読み返したくなったのですが、初期版の方は実家だったので文庫で揃え直しました。
切嗣の冬木入りから、キャスターへ対処するため一旦ルール変更のあたりまで収録されています。
前半の大きな見どころとなる、港の倉庫街でのセイバーVSランサーの息をのむ攻防に
ライダーの乱入、アーチャー・バーサーカーの出現、
そしてこの二人による次元の違う戦闘は圧巻。
四名のサーヴァントが一挙に集結し、話もここでぐっと進むor開く感があります。
とはいえこの巻の後半はそれがあまり加速することは無く、それぞれの思惑が入り乱れ、
また一部では変化の兆しを見せつつ次巻へと続きます。
ZERO全般に言えますが話自体はへヴィであまり希望の持てない展開ながら
ライダーがそこここで気持ちの良い風を吹かせてくれますね〜。
読んでいて胸がスカッとしたり笑えたりするのは大抵ライダー組のところです(^-^*)
でもある意味キャスター組もユニークで面白い!
龍之介の「千里の道も一歩から」はそこだけ読んだらなんだかすごく励まされるような…
気がするような…しないような…。
とにかくこの二組はベクトルは違うながらもすごく生き生きしているので
非常に楽しませて頂きました♪
それから初期本(同人版?)では雁夜の体の状態を
「原子炉で被曝した犠牲者の闘病記をテレビで見たことがある。
今の雁夜はあの末期状態と大差がなかった。」
と書いてあって、随分唐突かつ適当な描写だな…とモヤモヤした記憶があり、
今回改稿してあったことには若干ほっとしたのですけど…これもまた誤用か誤植のようでした。
正確には「放射能被曝」ではなく「放射線被曝」のはずです。
(前後の描写から察するに、筆者の方は外部(放射線)被爆による急性放射線障害の末期症状
を意識して書かれたのだと思います)
ささいとはいえこういうつまづきがあるとなんだか勿体ないのと、
残念なことに昨今特にこの単語の誤用をよく目や耳にするので
いつか修正されると良いなあと思いました。
(当然ながら誤解の無いように書いておくと、この表現が不謹慎!などという意味ではありません。)