クリツァーは、ハーパーズ・マガジン誌の特集から生まれた、彼にとって最初の本にあたるこの啓発書で、大量のコーンシロップ(と、これまた安いラード状のパーム油)が、品質や良心を無視して超特大サイズの「バリューセット」を売りつけるファストフードの販売戦略と出合ったときに、何が起きたのかを詳細に述べている。アメリカの軍医総監は肥満は疫病であると宣言している。今やアメリカ人の約61%が標準体重以上で、20%が肥満だ。目下、2型糖尿病(脂肪と関係がある)は子どもの間ですら爆発的に増えている。著者は太り過ぎからくる体の不調をわかりやすく解説し、意識の低さのために、とりわけ貧困層がどのように肥満に陥っていくかを描く。
本書は肥満を防ぐための良き第一歩だ。著者は一般読者のために豊富なデータを示しながら、状況がいかに緊急のものであるかを生き生きと伝え、私たちがスーパーマーケットの清涼飲料水の棚のそばを通るときに思い出さずにはいられない話を教えてくれる。この本は幅広い読者をつかむだろう。
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かくいう私の子供も肥満気味でこの本に書かれていることには心当たりがあり、まずは生活を取り巻いている食品事情を知ることからはじめねば。と痛感しました。
読んだ時、不祥事続きの食品メーカーに読んでもらいたい。
と思ったが消費者側としてもより良い食品事情を築くために合理主義が陥り易いミスのパターンを知った方いいと思う。
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