私は、サラリーマンです。31歳で「家族」は妻と長男と、妻のお腹の中に二人目のBABYがいます。
結婚したり、子供が産まれたりで、自分なんかよりずっと大事な存在ができてからというもの、正直、あんなに好きだった日本のHIPHOPがリアルに感じられなくなっていました。私が昔から大好きだったKJ渾身の本作を聴いて、「これこそ、俺達のリアルだ!」と感動しました。一番大切なもの、一番愛すべき、いや、愛さずにいられないものを再確認し、同時に自分の人生が改めて愛おしく思えました。オーソドックスなトラック、語りかけるようなリリックに様々な場面がフラッシュバックしてきました。世帯主なら絶対に共感できるし、FUMIYAがMIXしたDisc2もあまりに豪華で、この値段は信じられません。「Family」という明確なコンセプトがあるがゆえに若い世代は敬遠してしまうかもしれませんが、将来自分の家族ができたときのために聴いておくべきだと断言します。これまでのKJのソロ作品同様、一生聴き続けたいような名盤です。(KJのソロ作品は、アルバム毎に独立した世界観がありながらも、全てがまるで一つの長いストーリーのようです。全作品超名作ですので、時系列順に聴いてみるのをオススメいたします。)