Gorillazの4thアルバム”The Fall”。
このアルバムは昨年の秋に行った、GorillazのUSAツアー中に、DamonがiPadを使って、1ヶ月程度で制作した作品。
去年のクリスマスに、ファンクラブのメンバー限定で無料でダウンロード配信されたもの(ファンクラブのメンバーでなくともサイト上で無料でストリーミングも配信されていた。)が、今年になって一般リリースされた。
そんなちょっと変わったアルバムなので、これまでのGorillazの作品と比べると見劣りはしてしまうものの、iPadで制作したという話であったり、無料でダウンロード配布したり、話題には事欠かない作品ではある。
実際に聴いてみた感想は、確かにこれまでの彼等の作品のように目立った楽曲もなければ、正直どの曲も地味な印象は拭えない。
でも、アルバムを通して聴いていると、妙にノスタルジックな感覚を覚え、それがとても心地よかったりする。
“Detroit”の緩い感じなんて最高に気持ちよいし、ちょっぴりカントリー調の”The Parish of Space Dust”なんかも、何処か心に染みてくる楽曲である。
Damonはツアーを通して訪れた地で、旅日記を書くように、曲を作っていったと話していた。
このアルバムを聴いていると、確かに旅先で感じるような、甘酸っぱい気持ちや切ない気持ちを、なんとなく思い出させてくれるような気がした。