FX(外国為替証拠金取引)を本気で始めようという人(あるいは、現に行っている人)ではなく、「FXってどんなもの?」という様子見の人に適したFX入門書。「図解雑学」シリーズの他の本同様、左ページが文章、右ページがイラスト、のレイアウトで全編構成されており、実質的には100ページ程度と気楽に読み始めることができる。
外国為替の基礎、FXの概要、取引の仕方、主な通貨の特徴、国際金融、ファンダメンタルズ(一国の経済の基礎的要因)、情報収集法、といった内容。このテの入門書としては、国際金融とファンダメンタルズの解説に比較的多くの紙数が割かれているのが良いと思う。
大学生や若い社会人が「ふーん、こんなことができるのか」と知るのにちょうど良い本かもしれない(逆に言うと、「今日から取引を始めるぞ!」という人に適した実践的な内容の本ではない)。そこから国際金融や現実の世界情勢への興味につながっていくのなら、本書のような本にも存在意義があるように思う。