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FX取引入門(日経文庫)
 
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FX取引入門(日経文庫) [新書]

平田 啓 , 廣重 勝彦
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

制度の仕組みやリスク管理についてきちんと理解しながら、どう取引するかをやさしく解説。過去にマーケットが急激に動いたケースなど具体例をあげながら、ファンダメンタル、テクニカル両面の実践的手法を紹介する。

内容(「BOOK」データベースより)

海外旅行やニュースなどでなじみの深い為替レートをもとに取引するFX(外国為替証拠金)取引についてやさしく解説。ドル円相場がどのような要因で変動するか理解できるよう、その歴史や政治・経済構造を丁寧に説明。損失リスクを抑えながらいかにリターンを最大化させるか。戦略の立て方を基本から一歩進んだ応用例まで解説。

登録情報

  • 新書: 192ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2009/7/15)
  • ISBN-10: 4532112052
  • ISBN-13: 978-4532112059
  • 発売日: 2009/7/15
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By 萩原 湖太郎 トップ500レビュアー
形式:新書
 サブプライム・ショック、リーマン・ショック以後に書かれた、初心者向けのFX(外国為替証拠金取引)入門書。

 日経文庫ということもあり、ややお堅い印象でトッツキにくく感じる読者もいるだろうが、その分「簡単、サルでもわかる!」式の入門書よりもかなりシッカリした内容。ただし、「売りポジションを1枚持つ」のような相場用語が説明なしに用いられているケースもあり、全くの初心者は戸惑うかもしれない。

 全8章構成。類書と比較して本書の特徴と言えるのは、ファンダメンタルズ(市場の動向に影響を与える経済の基礎的要因)を解説する章を設けている点だと思う。第2章において、円の変動相場制への移行(1971年)からリーマン・ショック(2008年)に至る、40年間に渡るドル円相場の軌跡を描き、その時々の世界的な状況が外国為替市場にどのような影響を及ぼしていたのかを時系列に沿って概観した後、続く第3章では、重要なファンダメンタルズを政治的・経済的・軍事的要因ごとにまとめて解説している。

 また、割かれている紙数こそ少ないが、第7章において「資金管理」の考え方、第8章において「システム運用」の意義について触れているのも(入門書としては)珍しく、これも本書の特徴と言ってよいと思う。

 第2・3章の約50ページ分だけでも、1000円前後で買える他の入門書1冊を読むより価値があるのではないかと思う。この部分を重要だと思うのは、40年の歴史を振り返ってみれば、「2005〜2007年は、日本の個人投資家にとって、どんな通貨を買っても利益を出すことのできた極めて稀な期間だった」と正しく位置づけることができるから。こんなこと、当時大いに盛り上がっていたFXブームに便乗したお手軽入門書には決して書かれていなかった。歴史を概観するこういった視点によって、限られた範囲の試行錯誤からは決して得られない示唆を得られるのだと思う。
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形式:新書
 1971年のニクソンショック〜アジア通貨危機〜サブプライム問題以降まで、これまでの世界経済の動きを簡単に概説。そして、それらが為替相場に与えた影響を説き、我々が為替相場に取組む際のファンダメンタル分析の重要性を主張されている。また、トレードの実践として、基本的なテクニカル分析方法も紹介されており、特にそこでは「損切り」の重要性を説かれているのは大切なことだと思う。
 本書142ページ、「外国為替相場の歴史は、プロが巨額の損失を抱えた歴史と言っても過言ではありません。」なる文章は、我々アマチュア投資家でも、肝に銘じておくべきことであろう。そして本書では、具体的に損切りの方法として「OCOオーダー」を多用すること、また逆指値ではトレールの手法を使うことなど、図も交えながら実にわかりやすく書いて紹介してある。

 最近、さまざまな著者のFX取引の書籍が大量に発行されていて、どれを読むべきか、高価な本格的な翻訳書が良いのかなど、とまどうことも多い。そうした中で、本書は廉価で薄い書籍と言え、基本的で正当派の良書と言える。私自身も、最初にこの書籍一冊を読んでおくだけでも、これまでのFXの損失はなかったと思え、今さらながら遅かれしと悔やんでいる。本書はFX取引に関する書籍の中で、もっと高く評価されるべき書籍と断言できる。
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