昨年6月16日発行の前書”為替の真実”では15年サイクルにより2011年までユーロ高となるサイクル理論についての説明等がなされていましたが、今回はチャートの様々なテクニカル中心について述べている本です。
昨年発行の前書で少しでもユーロドルの現状を予想した記述があれば私はこの本に5つ星をつけても足りなかったと思いますが、今年発行の本書でユーロの暴落を分析されても後講釈でないかと考えます。
相場なので別に予測を間違おうが何も思わないけど、自分は日本人アナリストと違い暴落も予見していた、みたいな180度意見を変えた書き方に幻滅、わざわざブログ形式のコメントにしていること自体があやしく思えて残念。ブログは後からでも修正できるし、私自身著者のブログを拝見していたがどちらともとれる方向性だけで、本に出てくるような未来を当てた記述を実際に見たことがない。私自身が”業者”かもしれないので、これから半年著者のその日のブログを読まれたら分かると思います(読み物としては結構面白いです)
もし本書を買われるようでしたら、ツールを使った手法について著者のピックアップしたチャートではなく、実際のチャートでご自身で検証されることをお勧めします。特にRSIを使った方法については根拠・実績にかなり疑問が残りました。
前の書と同様日本人投資家を見下したような内容についてはどうかと思うことと、他のFX指南本と違いこの作者のレビューだけ不自然なところがあるのは少し疑問です(詳しく読むと不自然さに可笑しくなるくらいの高評価レビューがある)。買われる方はよく読まれて判断されるといいと思います。
作者はスワップ派ではなく短期トレード派のためラインの引き方については詳しく述べています。トレンドラインが引けないチャート初心者の方については得ることがあると思います。
【記入直後”レビューが参考にならない”評価が数件か入りましたが、今日見ると評価してもらえているのでホッとしました。後、批判にすぐ反論コメントがくるのはある意味顧客サービスかもしれません。】